サッカー人気とともに、子ども達のサッカー熱も高くなっていますね!
ここではサッカーのセレクションとと何か?
またサッカーのセレクションに受かる方法についてまとめています。
我が家の長男もサッカーが大好きで、小学6年生の時にジュニアユースのセレクションを受けまくりました。その時の経験と、コーチや関係者に伺った話をまとめています。
これからサッカーを真剣にやりたいお子さんと応援したいパパさんママさんの参考になれば幸いです。
↓↓↓我が家のバイブルでした…‼︎
サッカーのセレクションとは?
サッカーのセレクションとは、サッカーチームの「入団試験」です。
セレクションは、各チームによってやり方が違います。
大きく分けると3つのタイプにわかれると思います。
- セレクション会場でのみ選考するチーム
- 練習会兼セレクションを複数回行い選考するチーム
- 練習会とセレクションを別に行うチーム
セレクションのジュニアユースとは?
新中学1年生〜中学3年生までのチームは総じて「ジュニアユース」(U13〜U15) と呼ばれます。
ジュニアユースのセレクションは毎年9月〜11月頃に行われます。(練習会は8月から)
ジュニアユースでは現小学6年生にむけてセレクションを行い、途中での募集はほとんどありません。
セレクションはどんなことをするの?
ほとんどのチームが
- 50メートル走(タイムを計ります)
- リフティング(リフティングしたまま、50メートル歩かせるところもあります)
- ミニゲーム
を行います。
セレクションのスタイルもチームによってそれぞれです。
↓↓↓セレクションの種類について詳しく解説いたします。
セレクション会場でのみ選考するチーム
セレクションの日を1日設定して選考します。1回しか受けることはできません。
例: セレクション日程 〇月〇日〇時より開始 参加費3000円 合格者は〇日〇時にチーム公式ページにて受験番号にて発表します。
有名なクラブチーム(J1J2下部組織)などはこのスタイルで行う場合が多いです。セレクションは1次〜4次くらいまであり、多い場合には300人→10人ほどに絞られていきます。
また、大きいクラブチームは既にスカウトが終わった所から一般セレクションを始めますので、かなりの狭き門となっています。
このスタイルのセレクションでは替わりの日はありません。その日に体調が悪かったり怪我をしてしまうとアウト。まさにワンチャンスにかけることになりますね。
また、有料の場合が多く、1回につき約3000円ほどかかります。2次3次に残った場合の追加徴収はありません。
練習会兼セレクションを複数回行い選考するチーム
このスタイルのセレクションは、3回〜6回ほどにわけて練習会兼セレクションを行っていく場合が多いです。有料のチームもあります。
例: 練習会(セレクション)開催日程 第1回〇月〇日〇時~ 場所:〇〇〇 第2回〇月〇日〇時~ 場所:〇〇〇 ~ 第6回〇月〇日〇時~ 場所:〇〇〇 各回定員40名(満員になり次第締め切ります) 合格者は各練習会の後に発表します。
それぞれの練習会終了後に合格者が発表されていきます。
ほとんどの場合、各回数人ずつ合格を出して、定員になった時点で練習会兼セレクションは終了となります。
何回も参加してよい場合が多いので、何回も参加して受かるまで頑張るということもできます。子ども達もチームの雰囲気を感じとることができるますし、中学生が練習会の手伝いをしてくれていますので先輩たちの雰囲気も感じることができます。
練習会とセレクションを別に行うチーム
練習会を複数回開催し、その後セレクションを行うチームもあります。こちらも有料の場合があります。
例: 練習会日程 第1回〇月〇日〇時~ 場所:〇〇〇 ~ 第4回〇月〇日〇時~ 場所:〇〇〇 練習会参加費:1000円(何回でも参加可能) セレクション日程 〇月〇日〇時~ 場所:〇〇 参加費:1500円
練習会の様子をコーチ達はしっかりチェックしているので、セレクション当日に思ったように動けなくても総合的に見てくれます。
また、セレクションの前にもコーチが練習会で目をつけた子達だけ呼ぶ、非公開の練習会も行われたりします。
練習会にでないとセレクションを受けれないチームもありますし、練習会にでていなくてもセレクションを受けれるチームもあります。
しかし、練習会があれば1回でも多く参加しておく方が有利と思って間違いないと思います。
子ども達としても練習会でチームの雰囲気を見る事ができますので、ここで合う合わないを感じてセレクションを受けるかどうか決めるとよいと思います。
セレクションに受かる方法
セレクションの基準はチームによって違います。
ちなみに、関東のジュニアユースランキングで20位のチームのセレクションに落ちた子が、4位のチームで受かったりもします。
チームの監督がどういった子を欲しいかによって、セレクションで選ばれる子が違ってくるのです。
Jリーグでも、チームの監督が代わるとスタメン選手のメンバーが変わりますね、それと同じです。
チームのランキングも毎年変動しているので、あまりアテにしなくてもよいと思います。
子どもががんばること
セレクションではサッカーの基本ができているかを見られます。
- 足がが早いか?
- 正確なパスが出せるか?
- 周りがよく見えているか?
- 声を出してプレイできているか?←これができてない子が多いようです
- リフティングが長くできるか?
など、基本がしっかりできるように日々練習しましょう。
親がやってあげれること
書類について①両親の身長について
セレクションの申込書には両親の身長を書く欄がある場合があります。これは子どもが将来どれくらいの背丈になるかを見ているわけですが、GKは1cmでも背丈や手足が長いほうが有利ですのでとても重要です。
また、男の子の成長には母親の身長が大きく影響していると言われていますね。
かといってウソが書いてはいけませんが、チームは意外とそういう所も見ているのです。
書類について②連絡先電話番号
セレクションの合否を電話でしてくるチームがあります。なので、電話番号を間違えないようにしっかり書きましょう。1次に受かった子だけに2次セレクションの案内がありますが、次までの日にちがない場合が多いので電話番号が繋がらないとそのままスルーされてしまう場合もあるようです。
書類について③所属チーム代表のサイン
セレクションの書類で、現在所属しているチームの代表の方のサインや連絡先を記入が必須となっているチームもあります。
セレクションを受ける場合にはチーム代表の方に早めにサインをもらっておく必要があります。
またチームによっては、合否の結果を親ではなくチーム代表に連絡するところもあります。
スケジュール管理
セレクションは同じ時期に多くのチームが開催します。
あちらもこちらもと、闇雲に受けていると過密スケジュールになってしまい、子どもも親も疲弊してしまいます。子どもが疲弊してしまって怪我でもしてしまったら、それこそ取り返しがつきません。
ただでさえ、慣れないグランドで知らない子達とサッカーをして選考にかけられるというプレッシャーが子ども達にはかかっていますので、多くとも週に2回までとしてスケジュールを組んであげてください。
疲れない食事を心がける。
セレクション期間中、特にセレクションの前の食事はパフォーマンスに影響します。
勝って欲しいからカツ丼!ではなく、セレクション当日に全力が出せるように炭水化物中心の食事に切り替えます。
いわゆる「カーボローディング」という食事にきりかえると、いいパフォーマンスができると思います。
セレクション直後にはビタミンCとアミノ酸をすぐに補給させて、次の日に疲れが残らないようにさせてあげましょう。(ゼリー飲料などが便利です)
当日の服装
セレクション当日は目立つことが全てです。少しでも目立つ服(上下)を着せてあげてください。
夜のセレクションなら蛍光色や白がいいでしょう。
昼間のグランドならピンクなど、グランドで映える色の服にしてあげましょう。
服のほとんどはビブスで隠れてしまいますが、それでも目立つ服を着れば、コーチの目に留まりやすくなります。
くだらない事のように見えますが、200人くらいの子が一斉にサッカーをしている中から選んでもらうには、そういったことが功を奏する場合もあります。
1時間以内で通えるところを選ぶ
ジュニアユースは週5〜6回ほどサッカー三昧になります。どんなに入りたかったチームでも、やはり自宅から1時間以上かかるような所は避けた方がいいと思います。
ランキングに左右されない
とにかくどこかに受かりたい一心でたくさん受けて、いくつかの合格をもらった場合…。
ランキングで上のチームに入りなさい!みたいなプレッシャーはかけないほうがいいです。
ランキングはあっという間に変わります。一部リーグのチームでも、シーズンの最後にリーグ下位なら二部に落ちてしまいます。
それよりも子どもが毎日楽しくサッカーできるチームにいることが大切です。
ジュニアユースは週5〜6日はチームで過ごします。チームの雰囲気やコーチと合わなかったら、せっかくランキングの高いチームにいても途中で辞めてしまう結果になってしまうかもしれません。
ジュニアユースは中2中3で募集をかけるチームはほとんどありませんので、お子さんの気持ちをよく汲んで一緒に決めてください。
セレクションに受からなくても大丈夫
元日本代表の香川選手は、ジュニアユースで希望のチームに入れなかったことを自身の本で書いています。
今、ジュニアユースで希望のチームに入れなくても、ユース(高校生)の時にまたチャンスがあります。
またセレクション対策をしてくれるサッカースクールやセレクションスクールも沢山ありますので、そういったところで勉強して、ユースのセレクションに備えるのも1つの選択だと思います。
まとめ
- サッカーのセレクションとはサッカークラブチームの入団試験のことです。
- ジュニアユースは中学生のチームのことで、セレクションは小学6年生の8月〜11月の間に行われます。
- セレクションのスタイルはチームによって様々です。
- チームが求める子どものタイプも様々です。
- セレクションには子どもと親が協力して頑張ることが大切です。
お子さんにとってぴったりのサッカーチームとの出会いがあります様に…!
↓↓↓セレクション対策の決定版!
我が家のバイブルでした…‼︎